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共同通信
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【ニューヨーク共同】米グーグルが、同社の基本ソフト(OS)アンドロイドを搭載したスマートフォンの位置情報の取得が不適切だったとして米40州の司法長官から訴えられた裁判で、3億9150万ドル(約550億円)を支払うことで和解したことが14日、分かった。各州の司法長官が明らかにした。
グーグルのプライバシーに関する和解金としては、過去最大とみられる。各州の司法長官は、利用者が位置情報の収集に同意していない場合でも、グーグルが他の手段で情報を収集していたと主張していた。
グーグルは14日、和解を受けて、位置情報の削除を容易にする考えを明らかにした。