政府、週内に救済新法の概要提示

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共同通信
与野党4党が開いた旧統一教会問題の被害者救済に向けた実務者協議会の第7回会合=15日午後、国会

 政府は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を巡る被害者救済新法に関し、週内に与野党6党の幹事長・書記局長に概要を提示する方向で調整に入った。関係者が15日、明らかにした。自民、公明、立憲民主、日本維新の会の与野党4党は被害者救済に向けた実務者協議の第7回会合を国会内で開催。4党は新法の今国会成立が望ましいとの考えを共有しているが、内容に関する溝は埋まらず、協議は平行線をたどった。

 救済新法の要綱提示を求めていた立民、維新に対し、自公は政府が検討する消費者契約法と国民生活センター法の改正案の説明にとどまった。