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共同通信
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【ヌサドゥア共同】インドネシアのバリ島で15日開幕した20カ国・地域首脳会議(G20サミット)は首脳宣言の取りまとめへ大詰めの調整を続けた。共同通信が入手した首脳宣言の最終案は参加国の大半がウクライナの戦争を強く非難したと明記する一方、ロシア制裁などに関して異論が出たことも併記した。食料やエネルギーの安定確保へ協調する姿勢も示して宣言採択へ大詰めの調整を続けるが、なお曲折も予想される。16日に閉幕する。
最終案は「ウクライナ戦争が世界経済に、さらなる悪影響を及ぼすことを目の当たりにした」とも記した。世界的な食料安全保障への「深い懸念」を盛り込んだ。