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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナのティモシェンコ大統領府副長官は15日、ロシアによる全土を対象とした同日のミサイル攻撃で、15の電力施設が被害を受け、大規模停電が起きたと述べた。総人口の4割以上に当たる2千万人超に影響した。米シンクタンク、戦争研究所は15日、重要インフラへのミサイル攻撃としては、2月の侵攻開始以降で最大規模と指摘した。
ウクライナ空軍は、撃ち込まれた90発以上のミサイルのうち73発を迎撃したと発表。10月10日の一斉攻撃では84発の巡航ミサイルのうち迎撃したのは43発にとどまっており、約1カ月で迎撃能力を向上させた。