世界で活躍!メイクアップアーティストKENTO UTSUBOのコスメニュース
第1回 KENTOが語る、ニューヨークで働くメイクアップアーティストのリアル
ニューヨークを拠点に世界で活躍するメイクアップアーティスト、
A. 主にメイクアップアーティストとして、ファッション業界でメイクのお仕事をしています。ファッション雑誌やファッションショーのニューヨークコレクションですね。あとは、海外セレブが来米時にメイクをする仕事をしています。
Q. ニューヨークにいらしたのは9年前だそうですね。なぜ海外でメイクアップアーティストに?
A. 日本の美容学校の在学中に海外研修に行かせていただいたことがきっかけで、世界の広さを知りました。その時「あ、海外に行きたい」と直感して、進む先が自然と決まっていった感じでしたね。
Q. ニューヨークでメイクアップアーティストとして働くやりがいは?
A. やりがいであり今でも怖いと思うことですが、毎日毎日が挑戦で、毎日毎日が簡単に手が届かないことの連続です。だからこそ常に挑戦できることが魅力なのだと思います。あとは実力社会ですね。やったらやった分だけ返ってくるし、やらなかったらやらなかった分だけ苦労するし返ってこない。自分を信じて挑戦すれば、届くところまで、やりたいことができる街だと思います。
Q. KENTOさんのメイクのこだわりは?
A. 僕のメイクは“色合わせ“という、お肌から全てのメイクを通して色を合わせていく感覚を大事にしています。テクニックに縛られず、一人ひとりの顔に対して”色合わせ”する感覚を大切にやっています。あと、一般的にメイクアップアーティストは「メイクをしたい」が動機の人が多いと思うのですが、僕の場合は「メイクを通してファッションに携わりたい」という気持ちが元々あって、それが他のメイクアップアーティストと違うところかもしれません。
Q. ご自身のファッションブランドも立ち上げられていますね。
A. kentinaは「ファッションを何も知らない」「服も作れない」メイクアップアーティストの僕がファッションデザイナーになれたら、新しい何かを切り開くのではと思い、立ち上げました。新しい自分の可能性に挑戦していきたいなと思っています。自分の自信にも繋がるし、チームのみんなと一緒に上を目指していこう、一緒に夢を見ようという想いで取り組んでいます。
Q. 今後の目標を教えてください。
A. 目標というより、見えない目的地。今を繋げていくという感覚です。メイクアップアーティストとしてやりたいことは沢山あって、そこに向かって目の前のことを繋げていく。それをこなした結果、未来の自分が叶えていくものが目標になるのだと思います。この記事を読んで下さっている方や僕の周りにいてくれる人、動画を見てださっている人。全ての人がワッと驚くようなこと、驚くような場所へ行ってみたいなと思いますね。
次回、11/23(水)は2022年のホリデーコフレ紹介。ディオールの「バックステージ アイ パレット」の色や使用感などをプロのメイクアップアーティスト視点で解説。お楽しみに!
KENTO UTSUBO プロフィール:
神戸生まれ神戸育ち。美容師を志すも、プロも挑戦するコンテストで2位に入賞したことをきっかけにメイクの道へ転向。美容学校を卒業後渡米し、雑誌やファッションショーの仕事などをこなし2013年に独立。これまでにメイクを手がけたセレブはヘイリー・ビーバーやトミー・ドーフマンなど数知れず。現在はメイクアップアーティスト・「kentina」のファションデザイナー・ユーチューバーとしてマルチに活躍。
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※「世界で活躍!メイクアップアーティストKENTO UTSUBOのコスメニュース」は毎週水曜、ウェブサイトに掲載。