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共同通信
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鹿児島県は18日、出水市の養鶏場で見つかった高病原性鳥インフルエンザ感染が疑われる事例について、遺伝子検査の結果、陽性が確認されたと発表した。九州の養鶏場では今季初。県はこの養鶏場で飼育する採卵鶏約12万羽の殺処分を開始した。
県によると、殺処分は県職員ら約140人態勢で進める。感染拡大防止のため、半径10キロ圏内の107農場で飼育されている約500万羽の移動や搬出を制限し、消毒ポイントを養鶏場の周辺7カ所に設置した。
養鶏場側が17日午前、農協を通じて北薩家畜保健衛生所に通報、簡易検査で陽性が判明していた。