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共同通信
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【ワシントン共同】ロシアによる戦争犯罪の証拠を収集する米国務省の関連団体「紛争監視団」は18日、ロシアが併合を宣言したウクライナ南部ヘルソン州に関する報告書を発表し、226人が拘束されたり、行方不明になったりしたと明らかにした。実際はこれよりはるかに多数に上ると分析した。
ヘルソン州では今月、ロシア軍がドニエプル川西岸地域から撤退。紛争監視団は、衛星画像や人道支援団体などの情報を基にロシアによるウクライナ侵攻開始後の3~10月の拘束や行方不明に関する実例を挙げた。
報告書によると、226人はウクライナの政府関係者や治安当局者、市民社会の指導者ら。