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共同通信
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自民党内で18日、「政治とカネ」問題が相次ぐ寺田稔総務相の辞任論が拡大した。問題の収束が見通せず、野党は更迭要求を継続。21日から始まる2022年度第2次補正予算案審議に影響が出かねないためだ。寺田氏は辞任論に関し「耳にしていない」と述べ、続投に意欲を示す。党内では「岸田文雄首相の判断次第だ」(幹部)との声が強まっている。
党内の複数の閣僚経験者は「政治資金の所管閣僚だ。厳しい」「もう持たない」との見方を示した。執行部からも「国会審議を考えるなら、辞任は21日か22日しかない」との声が上がる。24日からは衆院予算委員会の質疑が想定される。