投降兵10人以上虐殺と非難

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共同通信
10月、ロシア・モスクワでの式典に出席するショイグ国防相(ロシア国防省提供・タス=共同)

 ロシア国防省は18日、一方的に併合を宣言した後も戦闘が続くウクライナ東部ルガンスク州で、投降した10人以上のロシア兵がウクライナ軍にその場で射殺されたとし「野蛮な殺人行為」と非難する声明を発表した。

 声明は、ロシアのニュースサイト「マッシュ」が同日、ルガンスク州西部で12人のロシア兵が地面にうつぶせにさせられたまま頭部を撃ち抜かれた現場として報じた映像を基にしたもの。ロシア外務省も「目に余る犯罪」として国際調査を要求した。

 国防省声明は、ウクライナ側によるロシア人捕虜への残虐行為が「幅広く行われている」と訴えた。