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共同通信
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日本維新の会の梅村みずほ参院議員は18日の参院本会議で、自身が宗教団体の信者を親に持つ「宗教2世」で、家庭崩壊に苦しんできたと告白した。「今も傷が癒えることはない。厳しい規律に縛られ、親にコントロールされる生活は緩慢な拷問とも言うべき苦痛を子どもたちに与える」と述べ、虐待を受けた宗教2世への救済を求めた。
民法改正案の質疑で登壇した梅村氏は、自身が小学5年の頃に母親が入信したと説明。「親の愛情が自分から離れ、心の隙間から人がマインドコントロールされていく過程をつぶさに見てきた」と語った。加藤勝信厚生労働相は「救済が着実に図れるようにする」と答弁した。