10の30乗「クエタ」登場

Published by
共同通信
主な接頭語

 大きい数や小さい数を示す際、単位と合わせて使う「ギガ(10の9乗)」や「ナノ(10のマイナス9乗)」といった接頭語に、新たに「クエタ(10の30乗)」など四つが加わることが19日までに決まった。追加は1991年以来31年ぶり。フランスで開催された国際度量衡総会で承認された。

 クエタの他に加わるのは「ロナ(10の27乗)」「ロント(10のマイナス27乗)」「クエクト(10のマイナス30乗)」。大量のデータをやりとりするデジタル化など、科学技術の発展に伴い新しい接頭語を求める声が高まっていた。