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ハーレムで屋内農業の実証実験へ
輸送用コンテナを設置、水耕栽培

ブロンクス区のハーレムで、年間を通じて新鮮な野菜や果物を手に入れられるのを目指し、新たな屋内農業の実証実験が始まる。ニューヨーク電力公社が資金を提供し、電力研究所(EPRI)が複数の州で主導するうちの一つで、市住宅局の敷地に輸送用コンテナを設置する。amニューヨークが16日、伝えた。
地元住民が農産物を育てるのにあたり、地元の非営利団体「ハーレム・グロウン」がコンテナ内での食料生産を管理し、地域コミュニティーへの流通を手助けする。一連の作業を通じて、健康的な習慣を身につけるとともに、持続可能性や環境問題についても学ぶ機会を提供する予定だ。
ホークル州知事は「1年を通じて屋内栽培を行うことにより、この地域は新鮮な農産物を栽培する機会を得られるようになる。より持続可能なニューヨークを築くのに役立つ」と意義を強調。都市部での農作物生産を機に、環境・エネルギー問題としてのクリーンエネルギーと温室効果ガス削減の目標に向け、一段と前進させるとの認識を示した。
コンテナ内では、土を使わず水耕栽培の温室として機能させる。農薬を用いず、断熱が保たれた中で、電気技術を駆使して作物を育てるとしている。新鮮な農産物が地元で入手しやすくなるのに加え、輸送費も削減できるため、二酸化炭素の排出量削減にもつながるという。
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