編集部が気になった1週間の出来事
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B&N、アッパーイーストに復活 NY、書店の新規オープン相次ぐ
タワレコも16年ぶり実店舗をオープンするなど、アナログ回帰の兆し。(編集部K) -
RSウィルス感染深刻化 市内で病床が逼迫している病院も
市内ではコロナとインフルだけでなく、RSVの検査場も増えてきた。(編集部A) - ハーレムで屋内農業の実証実験へ 輸送用コンテナを設置、水耕栽培
マンハッタン産の野菜や果物が、日常的にスーパーの野菜コーナーに並ぶか注目したい。(編集部K)
編集後記
皆さん、今週も一週間おつかれさまでした。 今週は、一気に冷え込み、急に冬の到来を感じる一週間となりましたね。月曜日の帰宅時には、停めてあった車のフロントガラスが凍っていましたし、今朝はNJでも屋根の上に初雪が積もっていました。Niagara FallsのあるBuffalo Areaでは、6 feet(1.8 m)もの雪が積もっているようですし。
そんな気候に反比例してか、今週は“ほっこり”としたニュースが多かったように思います。月曜は、Syracuseの動物園で、“アジアゾウが双子出産”というニュースがありました。ゾウの場合、双子の出産は極めてまれで、アメリカでは初めてとのことです。それぞれ230LB(100kg)前後とのことで、総計200kgの子供たちをお腹にいれていたお母さんゾウはさぞかし大変だったんだろうと思います。もちろんお母さんゾウも大きいですが(3.5~4.0t)。
火曜日には、“ヒップホップ誕生50周年”というニュースがありました。ヒップホップがNYで生まれたことも発見でしたが、ここ50年でのヒップホップの音楽としての影響だけでなく、服装やカルチャーに与えた影響を考えると、改めて音楽の偉大さを感じさせられました。(最近も、Ye (a.k.a. Kanye West)の差別的発言をきっかけに、AdidasがYeとの“the most significant partnership ever created between a non-athlete and an athletic brand”と呼んでいた契約の解除に至る過程が連日ニュースとなっていたことでも、影響の大きさがうかがえると思います。)
また同じ、火曜日には、Times SquareにBroadwayの歴史を視覚的に伝える博物館がオープンという記事もありました。(ちなみに、Broadwayの歴史は、独立前の1750年頃とのことですが、1850年頃に、ダウンタウンから今のミッドタウンに、“安い土地”を求めて、移ったとのことです。)やはり、冬のNYとミュージカルは、あいますよね。博物館の入場料は$39~ということで、Times SquareにあるTKTS Discount Boothsで、ミュージカルチケットを買うのと変わらないので、どちらに行くか、迷いますね。ただ、今年のNY市の観光客は、コロナ前(2019年)の85%まで回復する予想とのことで、行くなら早めに行っておいた方がいいかもしれません。(イエローキャブの運賃が、20%以上も上がってしまったのは痛いですが。でもまだNYCのParking feeはコロナ前に比べて、だいぶ安いように思います。)
今週末は、NYC周辺でも、この季節はじめての凍結注意報も出され、今週末も最高気温が40℉(5℃)に届かない寒い日が続くことが予想されますので、皆さん、くれぐれも温かくお過ごしください。また、乳幼児を中心にRSウィルスも流行っているようですし、今後ますます寒さが厳しくなるにつれ、RSウィルスやCOVIDだけでなく、インフルエンザも流行ってくることが懸念されますので、ご家族も含めて、引き続きお気をつけてお過ごしください。来週はいよいよThanksgiving(Black Friday?)ですので、こんな寒い週末は、無理をせず、ゆっくりとThanksgivingおよびその後のChristmasの準備を、温かい部屋の中でするのがいいのかもしれませんね。ではよい週末をお過ごしください。
編集部より
今週の1枚