28.9兆円補正予算案を提出

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共同通信

 政府は21日、総合経済対策を実行するための2022年度第2次補正予算案を国会に提出した。一般会計の歳出総額は28兆9222億円で、物価高の負担軽減策や新型コロナウイルス感染症対策を講じる。22兆8520億円分の国債を追加発行して必要な歳入の8割を借金で賄い、財政は一段と悪化する。今国会での早期成立を目指す。

 料金が高騰している電気・都市ガスの負担軽減策として3兆1074億円を計上。ガソリンの店頭価格を抑える燃油補助金は追加で3兆272億円を投じる。標準的な世帯では、これらの支援策により来年1~9月の合計で家計負担が4万5千円程度減ると見込む。