Published by
共同通信
共同通信
ロシアのノバク副首相は21日、先進7カ国(G7)とオーストラリアが12月5日から導入するロシア産石油への上限価格設定について「参加国に石油を売るつもりはない」と改めて強調、上限設定は石油開発への投資低減と供給量の減少を招くと警告した。インタファクス通信が伝えた。
ノバク氏は「ロシアは信頼できるエネルギー供給国であり続ける」と強調する一方、ウクライナ侵攻への制裁としてG7などが設定する価格上限の設定を「石油市場への前例のない介入だ」と批判した。
G7は9月、ロシアの戦費調達に打撃を与える目的で、ロシア産石油の取引価格上限の設定で合意した。(共同)