保護者ら英語テストで都側を提訴

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共同通信

 東京都立高入試に導入される英語のスピーキングテストは公平性や個人情報の取り扱いに問題があるとして、保護者や大学教授ら17人が21日、東京都の小池百合子知事ら都側にテスト事業への公金支出差し止めなどを求め東京地裁に提訴した。

 訴状によると、都教育委員会とベネッセコーポレーション(岡山市)が共同で実施。今月27日にテストがあり、来年2月の都立高入試の学力検査結果と併せて合否判定する。申し込みには氏名や所属校、電話番号などを入力する必要がある。

 原告側はベネッセコーポレーションが実施している別のテストに似ており、このテストの利用者が有利になると指摘している。