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共同通信
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警視庁西新井署は22日、年末年始に多くの初詣客らでにぎわう東京都足立区の西新井大師でテロ対策訓練を実施した。新型コロナウイルス禍の行動制限が緩和されたため、ここ数年を上回る混雑が予想されるという。不特定多数の人が集まりテロの標的になりやすい「ソフトターゲット」として警戒を強化している。
訓練はSNSに「西新井大師を無差別攻撃する」と書き込みがあり、警戒中の警察官に男が手製の銃を発砲したとの想定で行った。参拝客役を避難させた後、不審者役を取り押さえた。
西新井署の畑孝博署長は「住民の皆さんは不審なことがあればすぐに通報してほしい」と呼びかけた。