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共同通信
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富山市立北部中学校に通う3年の女子生徒が19日に自殺していたことが21日、市教育委員会への取材で分かった。北部中によると、生徒は人間関係のトラブルで学校に複数回相談していたといい、市教委が経緯を調べている。
北部中の堀篤史教頭によると、学校は相談を受け、関係した生徒から聞き取りをするなど指導や支援を続けていた。堀教頭は「トラブルに関しては、本人の中で落ち着いていたととらえていた」と述べ、死亡との関連は調査中とした。学校と市教委はいずれも「いじめがあったとは認識していない」としている。
堀教頭は「丁寧に指導していたつもりだったが、非常に残念だ」と話した。