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共同通信
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政府の22年度第2次補正予算案は21日、衆院本会議で審議入りした。内閣の裁量で使い道を決められる予備費を4兆7400億円計上。当初予算と第1次補正予算を合わせた22年度予備費の総額は11兆7600億円に上る。成立すれば新型コロナウイルス対策で膨らんだ20年度の10兆1500億円を超え過去最大となる。国会の事前決議が不要なため、野党は規模の妥当性や使途の透明性を国会で追及する構えだ。
立憲民主党の吉田晴美氏は、21日の衆院本会議の代表質問で「極めて異常な規模だ。22年度はあと4カ月ほどしかないが、必要になる理由を国民に納得できる形で示すべきだ」と批判した。