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共同通信
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【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は22日、イランが中部ナタンズの施設に加え、中部フォルドゥの施設でも濃縮度60%のウラン製造を始めたと加盟国に報告した。核兵器級の90%に近づく重大なイラン核合意違反に当たる。関係筋が明らかにした。
イラン核合意は濃縮度の上限を3.67%と定めている。核合意修復に向けた米国とイランの間接協議は停滞しており、さらなる悪影響を与えそうだ。
核合意当事国の英国、フランス、ドイツは22日の共同声明で「イランは核合意の形骸化を大きく進めた」と非難した。
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