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共同通信
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【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州議会は23日、フランス・ストラスブールで開いた本会議で、ウクライナに侵攻したロシアを「テロ支援国家」とする決議案を賛成多数で採択した。決議に法的拘束力はないが、欧州議会としてロシアに対する強硬姿勢を改めて示す象徴的な意味合いがある。
決議後、欧州議会のホームページがサイバー攻撃を受けた。メツォラ議長はツイッターで「親クレムリングループが犯行を認めた」と明らかにした。
欧州議会は「ウクライナ市民に対するロシア軍の意図的な攻撃と残虐行為、民間インフラ破壊、その他の国際人道法の重大な違反はテロ行為に相当する」と指摘した。