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共同通信
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【ニューヨーク共同】暗号資産(仮想通貨)大手交換所FTXトレーディングの破綻を巡る審理が22日、米東部デラウェア州の裁判所で開かれ、同社側の弁護団が不正なアクセスによって資産が流出していると報告した。複数の米メディアが報じた。債権者への資産の返還に影響が出る可能性がある。
FTXの弁護団によると、破綻後に同社へサイバー攻撃があり、相当額の資産が行方不明になっているという。審理でFTX側は健全な事業部門の売却を急ぐ考えを示したほか、創業者のバンクマンフリード氏のずさんな経営を批判した。
FTXは11日に米連邦破産法11条の適用を申請して経営破綻した。