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共同通信
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【ソウル共同】サッカーW杯カタール大会で韓国代表の初戦ウルグアイ戦当日の24日、韓国警察庁は街頭応援に繰り出す人々が全国各地で計約4万人に上ると予測し、ソウル市の梨泰院で150人超が死亡した雑踏事故を踏まえ、警備を強化した。韓国が4強入りした日韓大会から20年の節目に応援は熱を帯びる一方、社会は「安全第一」を求める空気が強い。
ソウル市は市中心部の光化門広場で韓国のサポーター団体「赤い悪魔」が主催する街頭応援を許可し、警察庁は約1万5千人が集まると想定した。人の流れの分散に当たる警察官約40人や、多数の機動隊員を配置し、事故の警戒に当たった。