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共同通信
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【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は24日、ミシェル大統領が12月1日に中国を訪問し、習近平国家主席と会談すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻や、EUと中国の経済関係、気候変動問題への取り組みなど幅広く議論する。
EUと中国は近年、人権問題を巡り関係が急速に悪化。さらに侵攻を巡り中国がロシア寄りの姿勢を示したことで警戒感が一気に増した。10月のEU首脳会議では、エネルギーのロシア依存脱却に苦慮している現状を踏まえ、中国に対して資源調達などを巡り依存しない必要性を確認した。
EU当局者によると、EU各国首脳から習氏と会談するよう働きかけがあったという。