Published by
共同通信
共同通信
米国務省のディラワー・サイエド特別代表(経済連携担当)が24日までに共同通信のインタビューに応じ、半導体市場で「リーダーとしての日本の復活」に期待を示した。中国に対抗する米国主導の新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」は、半導体など重要物資のサプライチェーン(供給網)強化を掲げており、サイエド氏はIPEFを通じた日本の関与強化を求めた。
サイエド氏は「新型コロナウイルス感染やウクライナ戦争は特定の国に製品供給を依存できない現実を突き付けた」と述べ、供給網の多角化の重要さを指摘した。
バイデン米政権は8月、半導体投資法を成立させた。(共同)