海保、骨片2個とカメラ発見

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共同通信

 北海道・知床半島沖の観光船「KAZU 1(カズワン)」沈没事故で、第1管区海上保安本部(小樽)は26日、行方不明者の手掛かりを求めて半島先端付近で行った集中捜索で、新たに骨片2個とフィルムカメラ1個を発見したと発表した。

 1管によると、骨片が人間のものかどうかを確認する。カメラには氏名など持ち主の特定につながる情報がなかった。岬先端付近では8月以降、乗客の骨、乗員の遺体などの発見が相次いでいる。

 乗客乗員26人が乗ったカズワンは4月23日、半島西側の観光名所「カシュニの滝」沖で沈没。これまで20人の死亡が確認され、残る6人が行方不明となっている。