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共同通信
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10月下旬に起きた韓国の雑踏事故で犠牲になった留学生冨川芽生さん(26)と一緒に現場を訪れていた友人2人が26日までに、ソウルから弔問のため北海道根室市の実家を訪れた。「あの時手をつないであげていれば」。後悔の思いを胸に、優しくほほ笑む遺影に手を合わせ「ゆっくり休んで」と語りかけた。
2人は韓国人のキム・ギヒョンさん(30)と留学生でフランス人のカリン・フォンフェザンさん(24)。「芽生さんの韓国での生活を両親に伝え、日本での暮らしの様子を聞きたい」と考え、24日午後に実家を訪問。父歩さん(61)と母明美さん(56)、叔父潤さん(55)が温かく出迎えた。