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共同通信
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一年納めの大相撲九州場所は27日、福岡市博多区の福岡国際センターで千秋楽を迎え、西前頭9枚目の阿炎(28)=本名堀切洸助、埼玉県出身、錣山部屋=が12勝3敗で初優勝を果たした。1994年春場所以来28年ぶりの三つどもえの優勝決定戦で大関貴景勝、平幕高安を破った。
今年の大相撲は上位陣の不振が目立ち、6場所全て違う力士が優勝した。これは年6場所制となった58年以降で3度目(5場所開催の2020年を除く)。3場所連続で平幕が制覇するのは、優勝制度確立の1909年夏場所以降で初めて。