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共同通信
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【エルサレム共同】サッカーW杯開催国のカタール政府は大会期間中、国交のないイスラエル人観戦者の入国を認めている。イスラエルとアラブ諸国との関係改善を踏まえた措置とみられる。イスラエル外務省は反イスラエル感情を考慮し、同国人であることを強調しないよう注意を促している。
イスラエル代表はW杯出場を逃したが、サッカーは最も人気のあるスポーツの一つ。地元メディアによると、推定約3万人が訪れるとされる。
イスラエルは20年にUAEやバーレーンと国交を正常化。イスラエルのスポーツ記者は「今回の措置がカタールとの国交正常化への第一歩になる可能性もある」と述べた。