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共同通信
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九州大大学院医学研究院などの国際共同研究チームは、直近1カ月間のひきこもり度を自分自身で簡単に評価できる質問票を作成したと発表した。加藤隆弘准教授(精神医学)は「質問票の活用でリスクの早期発見や予防が期待できる」としている。30日、日本精神神経学会の国際学術誌に掲載された。
チームが作成したのは「HQ―25M」と名付けた質問票。「人と距離をとる」「知らない人に会うのが大好きだ」といった25問に「あてはまる」「少しあてはまる」などの5段階で回答する。
今年3月、未就労の成人男性約760人にオンライン調査を実施。質問票の有効性を確認できたとしている。