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共同通信
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連合の芳野友子会長は29日、社会人のリスキリング(学び直し)を支援する自民党議員連盟の会合で講演した。会合後、記者団に「連合の考え方を理解してもらった。有意義だった」と語った。芳野氏は自民幹部との会食や会合への出席を重ねており、接近ぶりが目立つ。選挙支援を受ける立憲民主党内には懸念が広がった。
議連事務局長の村井英樹首相補佐官によると、国会内で行ったこの日の講演は議連側が要請。芳野氏は企業でのリスキリングによる従業員の再配置が重要との見解を説明した。報道陣には非公開だった。
芳野氏は昨年10月に会長就任。今年2月以降、自民幹部と相次いで会食した。