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共同通信
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東京都八王子市の東京都立大南大沢キャンパスで都立大教授の社会学者宮台真司さん(63)が男に首などを切られて重傷を負った事件で、男が襲撃時に帽子とマスクを着用していたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は顔を隠して身元を特定されにくいようにしたとみている。
捜査関係者によると、事件は11月29日夕に発生。男が直後、小走りで立ち去る姿が付近の防犯カメラに写っていた。
宮台さんは首や後頭部、右膝などに切り傷を負ったほか、両腕には抵抗した際にできる防御創が多数あり、1カ月の重傷で入院。「暗がりだったので犯人は分からない」と説明しているという。