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共同通信
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【上海共同】中国の江沢民元国家主席が死去した30日、江氏が長年暮らした上海市の自宅とみられる建物の周辺は多くの警察車両が巡回し、重苦しい雰囲気が漂った。出入り口には軍関係者とみられる数人が立ち、周囲に目を光らせた。入院していたとみられる病院の前もパトカーが警戒した。
江氏は晩年、自宅と病院を行ったり来たりして生活していたとされる。江氏の様子に詳しい男性によると、最近は再び体調が悪化して自宅での生活が困難になり、緊急の措置が受けられるよう病院に移ったという。
上海市は30日、雨が降り続いた。江氏を支持する別の男性は「神様も泣いているようだ」と死を悼んだ。