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共同通信
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【ニューヨーク共同】11月30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅続伸し、前日比737.24ドル高の3万4589.77ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演で12月にも利上げ幅を縮小する可能性を示唆したことで米景気後退への懸念が和らぎ、買い注文が広がってほぼ全面高となった。
パウエル氏が「利上げペースを減速するのは、早ければ12月の会合になるかもしれない」と発言したのが材料視された。米長期金利が低下し、相対的に割安感が意識されたIT株が大きく上昇したのも相場を押し上げた。