危険運転への訴因変更を請求

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共同通信

 大分地検は1日、大分市で昨年2月に時速約194キロで乗用車を運転し死亡事故を起こしたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)罪で起訴していた男(21)について、より量刑の重い同法違反の危険運転致死罪への訴因変更を大分地裁に請求した。地裁が変更を認めれば、裁判員裁判で審理される。

 遺族が8月、訴因変更を求める上申書を地検に提出、10月には賛同する2万筆超の署名も出していた。

 加藤良一次席検事は取材に「法と証拠に基づいて訴因変更請求に至った」と説明した。

 大分県警は昨年4月、危険運転致死容疑で書類送検したが、地検は今年7月に過失致死罪に切り替え在宅起訴した。