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共同通信
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2019年に熊本市の中1男子生徒が自殺し、市の第三者委員会が小学6年時の担任教諭による不適切指導で生徒が抑うつ状態を発症した可能性を指摘した問題を巡り、市教育委員会は2日、市立力合西小の吉野浩一教諭(60)を懲戒免職処分にした。
市教委はこれまで、吉野教諭が14~18年度、ほかの児童に体罰を加えたり、暴言を吐いたりするなどした計42件の不適切行為を事実認定しており、処分の理由とした。市教委の聞き取りに反省の弁を述べる一方、「記憶がない」などと否定する発言もあったという。
第三者委は、生徒が不適切指導にさらされ「発症や悪化に影響した蓋然性が高い」と判断。