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共同通信
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【ワシントン共同】米商務省は2日、中国の大手電気自動車(EV)メーカー、比亜迪(BYD)のグループ会社など4社が、中国で製造された太陽電池や部品を東南アジア諸国に迂回して米国へ輸出していたと発表した。関税を免れるためとみられる。調査を進め、来年5月に最終的な結論を出す予定だ。
4社には他に、太陽光発電大手のカナディアン・ソーラーが含まれる。米国が関税を免除しているカンボジアやタイなどを経由させていた。
米商務省はこうした行為について「米国の産業と労働者、企業を弱体化させる恐れがある」と批判する声明を出した。