相談や教育対応が必要

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共同通信

 東京都の小池百合子知事は2日の定例記者会見で、東京都江東区の医療法人社団が、親が育てられない乳幼児を匿名で受け入れる「赤ちゃんポスト」の都内への設置構想を進めていることに関し「望まずに出産することに至るまでに、相談や教育、児童相談所などの対応が必要になってくる」と述べた。

 構想を進めているのは、小児科や皮膚科医院を運営する「モルゲンロート」。2024年秋に江東区で産婦人科医院を開業し、ポストを併設する計画がある。11月下旬には理事長が小池氏と意見交換した。

 一方で、小池氏は「赤ちゃんポスト」という呼称が安易さを感じさせると述べた。