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共同通信
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リニア中央新幹線静岡工区の工事に伴う大井川の流量減少を懸念する静岡県の流域10市町の首長が3日、同県島田市で国土交通省の有識者会議メンバーらと意見交換した。市町側からは、JR東海が実施の意向を示しているトンネル掘削前のボーリング調査を支持する意見が相次いだ。
意見交換は非公開で、有識者会議側からは大学教授や事務局の国交省幹部ら計7人が出席。島田市の染谷絹代市長によると、大半の首長が「ボーリング調査をやってみた方がいい」との考えを示した。
有識者会議のメンバーからも調査は必要とする意見が出たという。