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共同通信
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【ワシントン共同】米空軍は2日、西部カリフォルニア州パームデールで、ステルス性が高く核兵器を搭載可能な新型戦略爆撃機B21を初公開した。新型戦略爆撃機の導入は1980年代後半以来。初飛行は来年、実戦配備は2020年代半ばの見通しで、中国やロシアへの抑止力強化を図る。
B21は「第6世代」と呼ばれ、B1、B2戦略爆撃機の後継。長距離の精密攻撃能力に優れ、無人運用も可能という。開発した米ノースロップ・グラマン社によると、第6世代機の公開は世界初。少なくとも100機を配備予定で、既に6機の生産を進めている。B52戦略爆撃機と共に空軍の主力を担う。