織田和雄さん死去

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共同通信
上皇さまと上皇后美智子さまのなれそめの場となったテニスコートを訪れ、思い出を話す織田和雄さん=2018年8月、長野県軽井沢町

 上皇さまのテニス仲間で、結婚前の上皇さまと上皇后美智子さまの電話を取り次いだ「キューピッド役」として知られる織田和雄(おだ・かずお)さんが11月25日、虚血性心不全のため東京都内の自宅で死去した。87歳。兵庫県出身。葬儀は近親者で執り行った。喪主は長男智雄(ともお)さん。

 学習院の中・高等科と大学で上皇さまの2年後輩。1957年、上皇ご夫妻が初めて出会われた長野・軽井沢のテニストーナメントに同席し、結婚前の2人の電話を取り次ぐ役を担った。上皇さまの退位後も交流を続けた。

 父は28年のアムステルダム五輪で、日本人初の金メダリストとなった三段跳びの幹雄さん。