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共同通信
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【イスタンブール共同】昨年10月に軍がクーデターで実権を握ったスーダンで、軍と主要な民主派勢力は5日、民政移行の枠組みで合意した。移行期間を2年と定め、選挙実施を目指す。軍に反対する一部の勢力は反発しており、今後の曲折も懸念される。国営スーダン通信などが伝えた。
クーデターを主導した陸軍出身のブルハン統治評議会議長と民主派勢力の指導者らが首都ハルツームで署名した。軍に反対する一部のほか、バシル旧独裁政権の支持者が合意に反発している。
ロイター通信によると、軍の役割は、安全保障と防衛に関する評議会に限定される見通し。