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共同通信
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【ジュネーブ共同】国際労働機関(ILO)は5日、職場での暴言や暴行などハラスメントに関し初めて実施した調査結果(複数回答可)を公表し、約5人に1人に相当する22.8%が、何らかのハラスメントを受けた経験があることが分かった。
侮辱やいじめなど、精神的に追い詰められることが最も多く、全体の17.9%が経験。8.5%は暴力を振るわれ、性的暴行やハラスメントを受けた人は6.3%に上った。
性的ハラスメントを受けた女性は8.2%、男性は5.0%で、男女差が最も大きくなっている。調査は2021年に121カ国・地域で約12万5千人を対象に実施された。