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共同通信
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【ニューヨーク共同】週明け5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前週末比482.78ドル安の3万3947.10ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めを強化することへの警戒感が強まり、売り注文が膨らんでほぼ全面安となった。
米サプライ管理協会が発表した11月の非製造業景況調査で総合景況指数が市場予想を上回った。FRBが政策金利を高水準で長く据え置く可能性などが意識され、下げ幅は一時580ドルを超えた。米長期金利が上昇し、割高感が強まったのを背景にIT株が売られたことも相場を押し下げた。