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共同通信
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【ソウル、北京共同】韓国軍当局者によると、米韓両軍は6日、前日に続き南北軍事境界線に近いソウル北方の江原道鉄原で多連装ロケット砲などの発射訓練を行った。これに対し北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は同日、米韓に警告する目的の海上への砲撃命令を前線部隊に出したと報道官名で発表。韓国軍によると6日午前10時(日本時間同)ごろから、北朝鮮東部の江原道高城付近から日本海側へ90発余りの砲撃が行われた。
北朝鮮は5日にも日本海と黄海に向け計130発余りの砲撃を行い、米韓の訓練に対抗した警告目的だと表明。米韓が訓練で軍事圧力をかけ、北朝鮮が威嚇砲撃を行い緊張が高まっている。