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共同通信
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【パリ共同】スペイン北東部バルセロナの空港で7日、破水した妊婦がいるとして緊急着陸したモロッコ発の旅客機から乗客28人が飛び出して不法入国を図った。当局は破水を申告した妊婦を含む14人を拘束したが、残りは逃走。申告はうそだった。スペイン通信(EFE)が伝えた。
旅客機はカサブランカからトルコのイスタンブールへ向かっていた。スペインでは昨年11月にも乗客の1人が仮病を使って旅客機を地中海のマジョルカ島の空港に緊急着陸させ、一部の乗客が不法に入国した同様の事案があり、緊急着陸の際には医療要員だけでなく警官らも出動した。