被災地パトロール中下着窃盗疑い

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共同通信

 東京電力福島第1原発事故で住民が暮らしていない帰還困難区域のパトロール中、空き家から女性用下着を盗んだとして、福島県警は7日、窃盗などの疑いで災害対策課特別警ら隊の男性巡査部長(38)を書類送検、同日付で懲戒免職処分とした。

 書類送検容疑は10月4~6日、勤務中や帰宅途中に福島県大熊町や富岡町の空き家やマンション空き室の計3カ所に侵入し、下着と香水計29点(計5700円相当)を盗んだ疑い。県警によると、巡査部長方から多数の下着などが押収され、調べに対し「4月以降、50~60回ほど空き巣を繰り返し下着など約千点を盗んだ」と供述したという。