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共同通信
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【ドーハ共同】中国の習近平国家主席は8日、産油国サウジアラビアのサルマン国王らとの首脳会談のため首都リヤドの宮殿に到着した。サウジメディアが伝えた。サウジ首相で国政を取り仕切るムハンマド皇太子も会談に加わり、エネルギーや投資といった両国間の経済協力強化を協議する。宮殿では皇太子が習氏を出迎え、歓迎式典が開かれた。
サウジ国営通信は6日、習氏の訪問時に計1100億サウジ・リヤル(約4兆円)以上の取り決めが結ばれると報じた。詳細には触れていない。
人権問題などを巡り、中東の地域大国で親米のサウジと米国の関係が冷え込む中、中国側はサウジと一層の連携を図る。