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共同通信
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【ソウル共同】韓国政府のシンクタンク「統一研究院」は8日、北朝鮮による今年のミサイル発射回数が過去最多となったとの統計を明らかにした。公式記録がある1984年以降、北朝鮮によるミサイル発射と核実験は計183回に上り、このうち約8割が金正恩体制下で実施されたとの分析を示した。
金日成体制は8回、金正日体制では28回で、2012年に金正恩体制に代わってからは147回と突出して多い。今年が過去最多で39回、2016年が25回、14年が18回と続いた。同研究院の洪ミン北韓研究室長は「核兵器を高度化するという計画から、開発目的で発射する頻度が激増した」と強調した。