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共同通信
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【ワシントン共同】米労働省が9日発表した11月の卸売物価指数は、モノとサービスを合わせた総合指数が前年同月より7.4%上がった。上昇率は昨年5月(7.0%)以来1年半ぶりの低い水準。高インフレが続き、家計を圧迫しているものの、上昇率は5カ月連続で縮小。10月(改定後)は8.1%だった。
11月のモノの価格は9.7%上昇。原油価格高騰を背景にエネルギーが16.2%上昇し、食品も15.5%上がった。サービスは5.9%上昇だった。
変動の激しい食品とエネルギーを全体から除いたコア指数は6.2%上がった。